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2005年 08月 24日
日本代表、小笠原満男。
国内最高MFである。 彼の去就で揺れる鹿島が連敗するのかに注目が集まった。 対する新潟は、前節で圧倒的攻撃力を誇るガンバ大阪を撃破した。 注目の一戦であった。 結果は7-2。 大差で鹿島が快勝。 新潟が弱かったわけではない。 鹿島の小笠原満男が鬼神の働きで得点を重ねて行ったのである。 先制は新潟。 簡単に左サイドを破りセンタリング、これまた簡単にエジミウソンが決めた。 しかし、この失点で小笠原が目覚めた。 豪快なミドルシュート、鈴木に当たってしまう、が、こぼれ球に本山が反応して同点。 FK、羽田がヘッドで合わせ逆転。 前半終了間際、FKを直接ねじ込み、試合を決定付けた。 後半はゴールショーであった。 新井場のミドル。 アンデルソン・リマのミドル。 アレックス・ミネイロの芸術的ボールコントロールからのボレー。 圧巻だったのは、野沢のトリッキーなプレーから深井が左サイドを抜け出し、中央の開いたスペースに走りこんだ小笠原満男に出して決めたゴール。 もう、これで得点は無く守りきって終了かと思ったスタジアム。 試合を落ち着かせるコールが鳴り響いていた。 しかし、左サイドを切り裂く新井場、簡単にセンタリング、野沢が決めて、試合終了。 これほどの大量点を取る鹿島は珍しい。 2003年のナビスコカップホーム名古屋戦以来であろうか? 名良橋の復帰、羽田の得点、野沢の好調と見所は十分にあったが、スタジアムの鹿島サポーターは、心の怪我から回復した小笠原満男に心を奪われていたことだろう。 彼の運動量、ボールキープ、パス、すべてが他の選手を圧倒していた。 日本代表の名に恥じないプレーを披露し、彼の満足する攻撃サッカーが展開された。 首位の鹿島が復調した。 今後のリーグ戦は見逃せない。
by yanagiho
| 2005-08-24 23:41
| Jリーグ
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