|
2005年 08月 29日
序盤は昇格チームのトレヴィソが奮闘して好ゲームの予感がした。
しかしその予感を吹き飛ばす男がいた。 マテラッツィのクリアとしか思えないフィードに追いついてしまうアドリアーノ。 DFをパワーで振り切り、思い切り左足を振りぬくとボールは一直線にゴールへ吸い込まれた。 スピード・パワー・キック、すべてを兼ね備えたストライカーに戦術は必要なかった。 それまで好ゲームを演出していたアウェーのトレヴィソの思いはもろくも崩れ去った。 しかし、試合は後半まで動くことは無かった。 レコバに代えてフリオ・クルス。 そこでスタンコビッチからまたもやアドリアーノが得点。 オフサイドぎりぎりで飛び出しゴール。 そして、ベロンに代えてピサロ。 ピサロの突破からアドリアーノ。 マンチーニ監督の采配も冴え、追加点を重ねていった。 得点した怪物がクローズアップされるが、怪物なのは1点目で、残りは采配の賜物であろう。 今シーズンを気持ちよくスタートしたインテルに久しぶりの春の日は来るのか。
by yanagiho
| 2005-08-29 00:10
| 欧州サッカー
|
ファン申請 |
||